初めての高知版『くうかい』実施

~10名で佐川町を土佐っ歩!~

m-CIMG9609.jpg 高知県佐川(さかわ)町は、文化と歴史の町、また、牧野富太郎ゆかりの山野草の町です。

 2月16日(金)、JR高知駅から特急で西へ約30分のJR佐川駅に、高知支部の5名に韓国や東京在住の方も加わった総勢10名が集合。初めての土佐っ歩を楽しみました。m-CIMG9589-1.jpg

 直前に南国土佐では珍しい雪が積もったこともあり、天候が心配でしたが、曇天ながらも寒さは和らぎ、まずまず。
 駅には町のボランティアガイドのお二人が笑顔で出迎えて下さり、町歩きはスタート。佐川町には何度も足を運んでいる高知在住の私たちも、地元の方々による詳しいご説明を伺いながら歩くのは、全員初めてで、興味津々!!

 以下、簡単に主な訪問先の感想などを記します。

地場産センター
m-CIMG9601.jpg ここには、佐川町の歴史的建造物が緻密な模型により再現・展示されています。
 ガイドの方が「実は、これは私が製作したんです」と一言。なんと、ガイドのお一人は模型作家の栗田眞二さんご本人でした。

 この地を治めた土佐藩家老・深尾家の家屋敷、酒蔵、お寺、旧家などの模型群は、建物の畳や襖などの内部に至るまで精巧に再現されています。
 素晴らしい芸術作品に一同、感嘆。考証などを含め製作に要したご苦労を、栗田さんから直接伺って、その根気・粘り強さに敬服した次第。

佐川町立青山文庫(せいざんぶんこ)
m-CIMG9602.jpg 佐川生まれの維新の志士、田中光顕(1843~ 1939年)は、龍馬暗殺の現場にいち早く駆け付けた陸援隊士であり、後に宮内大臣など新政府の要職を歴任。その田中伯爵が90年を超える生涯のうちに集めた志士たちの遺墨など、貴重な資料が寄贈され、展示されています。

 坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通、高杉晋作など錚々たる人物の直筆がズラリ。「『お宝鑑定団』に出したら、どれほどの値段がつくかね?」との声も上がりました。花のない季節でしたが、庭園も見ごたえがありました。

町歩きの後、昼食は・・
m-CIMG9607.jpg お楽しみの昼食は、酒造会社の白い酒蔵と向き合った大正軒に入って。重箱を開くと、大きなかば焼きがドーンと。「ダイエット中なのに」「この際、それは気にしないで」と言い合いながら、老舗の味を堪能しました。



牧野公園
m-CIMG9617.jpg 佐川出身で「日本の植物学の父」ともいわれる牧野富太郎(1862~1957年)。その牧野博士ゆかりの植物を中心に、四季折々の山野草を楽しめるのが牧野公園です。
 昼食後は、日ごろ公園の整備ボランティアをされているお二人のガイドを受けながら、この公園を散策しました。

 春はサクラの名所ですが、この季節は、牧野博士が愛したことで知られるバイカオウレンが見ごろ。春を告げる森の妖精を思わせる白いかわいい小花にしばしうっとりです。
 近道となる山道はアップダウンがあり、日頃運動不足のシニア参加者らは息を弾ませながらも、眼下の町並みの風景も満喫しました。


m-CIMG9605.jpg その後は、酒造会社の売店で試飲をしたり、旧家を改造した喫茶店で庭園を眺めながらコーヒーを飲んだり。お土産にはしぼりたての新酒を買い込んだ酒豪も!?買い物もグルメも、しっかり堪能した充実の1日でした。


 皆さんも、高知へ来られたら、少し西の方に足を延ばして、佐川町の歴史、花、グルメを楽しんでみませんか?

posted by Ryoma21 at 14:41 | Comment(0) | 高知支部「土佐っ歩」とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

歴史、花、グルメ 佐川町まち歩き

2018年最初の高知版「くうかい」のご案内!

 2月16日(金)に、高知県中西部にある佐川町を歩きます。
 佐川町は土佐藩筆頭家老、深尾氏の城下町として栄えた町で、江戸時代からの伝統を守る造り酒屋の酒蔵や旧商家の風情ある街並みが魅力です。
 また、同町出身で高知県が誇る植物学者、牧野富太郎博士がソメイヨシノを贈ったことから「牧野公園」と名づけられ、桜の名所として知られる公園を訪ね、バイカオウレンやフクジュソウなど早春の可憐な花々を楽しみます。アタミカンザクラやカワズザクラなど早咲きの桜も見られそうです。

 午前10時半にJR佐川駅に集合し、まずは〈さかわ・酒ぶら上町歩き〉のガイドさんに案内していただきながら、2時間の街歩きです。コースの概略は、次のとおり。

◆JR佐川駅集合、出発(午前10時半)→ 地場産センター(街並み模型)
 → 司牡丹1号蔵経由 → 竹村家住宅 → 青山文庫
 → 牧野富太郎ふるさと館 → 名教館 → 佐川文庫庫舎 
 → 12時半に終了予定

 昼食は、地場産センターのすぐ隣、大正元年創業の老舗・大正軒でうな重をいただきます。完全予約制で、お値段は、上で3,140円、並で2,250円。
◆昼食:大正軒(午後12時半~1時半)

   牧野公園のバイカオウレン
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 お食事の後は、牧野公園を訪ねて、公園の整備をなさっている地元ボランティアさんに、公園づくりや見ごろの花の説明などいただきながら、半時間ほどゆっくり散策の予定です。
 ちょうどこの時期に花の咲くバイカオウレンは、春の訪れを告げる森の妖精とも呼ばれ、牧野博士に愛された花としても知られています。

 最後に、司牡丹酒造の『ギャラリーほてい』で地酒の試飲や買い物をゆっくりしていただき、午後2時半には解散です。

◆大正軒出発(午後1時半)→ 牧野公園 
 →『ギャラリーほてい』で解散(午後2時半)

 なお、参加費は、〈さかわ・酒ぶら上町歩き〉と牧野公園のガイド料金を含み、正会員500円、非会員1,000円。当日集金いたします。
 青山文庫入館料(400円)や大正軒での昼食代、休憩時のお茶代などは個人負担となります。

◇募集人数は10名。5名以上で催行。
◇大雨など悪天候でない限り実施します。
◇中止の場合は、前日午後6時までに電話します。
◇参加希望の方は、①参加する方のお名前、②うな重(上か並み)の希望、③携帯電話番号 の3点について、
メールで鶴岡(tsuruoka@ryoma21.jp)まで必ずお知らせください。
 追って、受付の返信をします。返信がない場合は、恐れ入りますが、再度お問い合わせください。

posted by Ryoma21 at 23:14 | Comment(0) | 高知支部「土佐っ歩」とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

土佐っ歩:土佐の棚田に日本の原風景を見る

紅葉と棚田

 2017年11月20日、高知県北部の嶺北地域を訪ね、紅葉と棚田を楽しみました。
 行き先は土佐町相川(あいかわ)と本山町吉延(よしのぶ)の両地区。地元在住の方(支部メンバーの高校同級生)にナビゲーターをお願いして、総勢6名が車2台に分乗。
 まずは、相川からGO。

土佐町相川:100年前のラブロマンス

m-DSCN0135.jpg ここは、私たちが定期的に訪問させていただいている本山町内の高齢者デイサービス施設「長老大学」で出会い、現在『聞き書き』をさせていただいている90代の利用者さんの故郷です。ご両親の職場が互いに川を挟んだ向こう側だったそうで、「おーいと、声を掛け合い、愛を育んだ」とか。100年前のラブロマンスの現場に「是非、行ってみたい」と声があがり、では、聞き書き冊子の写真の撮影がてら行ってみるかとなったわけです。

 相川は、土佐町中心部から国道439号線を西へ向かい、さらに県道を南へ入った地区。紅葉に彩られた山道を登り、展望が開けた場所に出ると「うわぁ!」と歓声が。刈入れを終えた棚田が斜面の上下にきれいに並び、初冬の寒気の中、端然と佇む姿が広がっていました。手入れの行き届いた棚田は、収穫前、黄金色の稲穂に彩られた季節には、どれほど見事な景色になるでしょうか。

 斜面での耕作はご苦労が多い上、ここは南国土佐でも冬季には積雪もある所。その土地での日々の営みの中で生まれた恋物語。思いは遠い昔へと、はばたきます。
 このラブロマンスから始まる高知発の『聞き書き』にも、ご期待ください。
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本山町吉延:中山間地カメラ紀行の原点

 続いて、足を運んだのは、土佐町の東隣、本山町。
m-DSCN0166.jpg ここ吉延は、お米日本一コンテストで最優秀賞を受賞した「天空の郷米」の産地として知られています。「長老大学」の利用者さんのお一人が、吉延の方で、美味しい米づくりにずっと取り組んでこられたお話を聴かせていただきました。今回は、その吉延へ、美しい棚田を訪ねようとなり、行き方や景観のポイントを教えていただきました。

 さらに、当ブログ2017年08月27日付け『写真展「北川村の今を伝えたい」を訪ねて』でご紹介した藤田茂男さんが、その風景に感銘を受け、中山間地域の映像を捉える契機となった場所も、また吉延だったと伺っています。

 燃えるような紅葉と鈴なりの柿が色付く山間のクネクネ道を走っていくと、木製の展望台が現れました。展望台からは、愛媛県境の山々を背景に、斜面に広がる棚田が一望のもと。

 ここは、品種によって色の異なる稲を植えて絵を描く「田んぼアート」でも有名。今年は「ゆるキャラグランプリ2016」で日本一に輝いた高知県須崎市の「しんじょう君」などが描かれていて、7月の一か月ほどは楽しめたようです。
 残念ながら稲の収穫は終わっていて、しんじょう君との対面はかないませんでしたが、初冬の棚田に雨上がりの虹がかかって私たちを迎えてくれました。心が洗われるような光景に、幸せ感いっぱい!!

 私たちが忘れかけていた日本の風景が広がる土佐の棚田。
 皆さんも、この地を訪れて命の洗濯をしてみませんか?
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posted by Ryoma21 at 10:01 | Comment(0) | 高知支部「土佐っ歩」とは | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする